歯がなくなったらどうする?

歯がなくなったらどうする?

2023年11月30日

むし歯や歯周病などで歯を失ってしまった場合の治療法として、一般的にはブリッジ、入れ歯、インプラントの3つがあります。今回は3つの治療法について簡単にお話しします。

1.ブリッジ

失った歯の両隣の歯を削り、連結したかぶせ物をはめて、失った歯を補う治療方法です。取り外しができないかぶせ物なので、違和感は少ないですが、両隣の歯を削らなければいけません。

2.入れ歯

歯を失ってしまった部分に、人工の歯を歯ぐきを模したピンク色の樹脂で連結したものです。健康な周りの歯、または歯ぐきに、入れ歯を支えてもらい、食べ物を噛む機能や審美を回復する方法です。取り外し式の装置なので清掃は容易ですが、煩わしさを感じる方や異物感が強く慣れるまで時間がかかる方も多いです。

3.インプラント

歯を失ってしまったところに、人工の歯の根っこ(チタン製)を埋め、その上に人工の歯のかぶせ物を取り付ける施術です。ブリッジや入れ歯と比較した場合、インプラントは天然の歯に一番近い構造を持っています。ただし、保険適応外ですので、治療費が高額です。また、他の方法と違い手術が必要です。

このように、それぞれの治療方法には当然メリットとデメリットがあります。治療費や治療期間なども異なるため、担当歯科医師と相談のうえ、最適な治療法を選択しましょう。